上野アグレス日記

静岡県富士宮市で活動するミニバスケットボールチームの指導者雑感

2019/9/21 富士宮市民スポーツ祭

本日は富士宮市内の公式戦。富士宮市内の公式戦とはいえ会場確保には近年苦労しており、会場を確保してくれたチーム関係者の方々には感謝。

 

さて、試合。

 

①上野12-66貴船

ここ数試合、というかこの年代の試合では一番良い試合の入り方ができた。無論相手は県の上位を目指すチームであることから、点を取れない状況は仕方ないところもあった。ただオフェンスのリズム、ボールの回り方がよく、ある程度可能性のあるシュートも打てていたので、それを決める事が次へのステップになるかなと思われた。

2Q以降、相手はスイッチが入ったようにディフェンスの強度が上がる。なんとか対応しようとするも、運べない場面も多く見られた。あっという間に点差がつき、心が折れそうになるも、なんとか打開できるようベンチとしても必死に抵抗した。子供たちも心は折れていなかったように思われた。

ひとつ歯車が狂うとなかなか立て直しができない。試合中に立て直す術がひとつでもあるとまた次のステップに上がれるかなと思う。例えばそれが自チームの「スタンダード」になるのかなと思った。

 

②上野26-35黒田

春の日比野杯(市内大会)の再戦。この時は2点差で勝っていたものの前回から半年経ち、互いにチームとしてどれだけ伸びているかを試せる良い機会となった。

まずは良かった点。ディフェンスが格段に進歩。相手の絶対エースに対してウチの6年生が果敢に挑み、ディフェンスで現状でできる全てを出してくれた。そして周りも呼応するようにディフェンスが良くなり、相手をある程度抑えることはできていたように思う。

そして課題。オフェンスである。コートの中の5人が流れるように動き、そこにボールが乗ってシュートまでいけることが理想なのだが、スペーシングの動きの中で、オフェンスのポジショニングが本来のポジションと逆になったり、被ってしまう場面が多く見られた。結果リバウンドのポジショニングが悪くなってしまい、シュートが落ちた後の2次攻撃、3次攻撃ができない。あとはシュート。先程の試合でもあったが決めるべきシュートを決めなくてはいけない。この試合ではチームで少なくともノーマークのイージーシュートを2、3本は落としている。普段の練習の中でいかにプレッシャーのかかる中での練習ができるか、大事だなと感じた。あとは…これは自分自身の問題でもあるが、ベンチワーク。声をかけるタイミング、指示の内容…。もうひとつふたつ、できたのではないかと反省…。

 

本番のパナホームカップ南予選まであと3週間。少しでも課題をクリアし、目標とする勝利に近づけるよう、精一杯努力する!後悔のないように!

 

追伸:

今日決勝審判中に不意にボールが顔面にあたり、軽い脳震とう?のような感じに。途中で審判を代わってもらう事態に。長いこと審判活動もしているが審判を途中で代わってもらうのはこれが2度目。審判交代後は横になって頭を冷やしたり、皆さんの対応がとても早かったので大事には至らず。ひたすらに感謝しかない。ただその影響からか閉会式や大会後の反省なんかもうまく話すことができず、迷惑をかけてしまった。本当に申し訳なかった。